2020/01/05
格安SIMの魅力は、ドコモなどの大手キャリアに比べて格段に安い基本料金です。LINEモバイルでも通話SIMの1GBプランなら、月額1,200円(税抜)で利用できます。
ただ、いまは昔と違って電話はめったにかけず、LINEの無料通話で済ませてしまう人も多いでしょう。そのような場合はわざわざ通話SIMを選ばなくても、データSIMにすればたった月額500円(税抜)でスマホが使えます。
今回は格安SIMのメリットを最大に活かした、LINEモバイルを最安プランで乗り切る方法を紹介します。
格安SIMにはネットだけ使える「データSIM」と、ネットと通話が使える「通話SIM」があり、LINEモバイルには1GBから10GBまでのデータSIMを取り扱っています。
月額基本料(税抜) | |
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1GB | 500円 |
3GB | 1,110円 |
5GB | 1,640円 |
7GB | 2,300円 |
10GB | 2,640円 |
データ容量についてですが、たとえば3GBあれば次のようなことができます。
テキストメール (300文字) | 約198,000回 |
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LINE無料通話 | 約167時間 |
ホームページ (300KB) | 約9,900回 |
YouTube (360P)約4MB | 約12時間 |
1番データ容量を多く使うのは、やはりYouTubeなどの動画を見る場合です。メールやホームページの閲覧ぐらいなら3GBもあれば十分足りるので、動画をどれだけ見るかによってデータ容量を選びましょう。
またLINEモバイルには、LINEアプリが使い放題というデータフリー特典があります。LINEのメッセージや無料通話は、契約したデータ容量は関係なくどんなに使ってもデータ残量が減らないんです。
さらにLINEだけじゃなく、プランによってはTwitterやFacebook、Instagramなどもデータフリーになります。データフリーになる具体的な機能がこちらです。
LINEの料金プランについては、「LINEモバイルの料金プランとオプション紹介」のページで詳しく説明しています。ぜひ参考にしてください。
データSIMはネットだけと言ってもLINEの無料通話は使い放題ですし、さらに050で始まるIP電話だって使えるので、データSIMでも自分の電話番号を持つことができます。
つまりデータSIMでは電話をかけられないわけじゃなく、LINEやIP電話アプリを使うことで何とでもなるんです。スマホってアプリがあるから便利ですよね(^^)
そこで次にデータSIMで通話ができるアプリについて紹介しましょう。
まず1つ目は、おなじみLINEの通話機能LINE Outです。
LINEの無料通話とは違い、相手がLINEを利用していなくても電話がかけられます。もちろん固定電話でもOKなので、まさに普通の電話と同じ感覚で利用できる便利なアプリです。
LINEのアプリをインストールしている人は、別途LINE Outのアプリを追加する必要はありません。LINEの「設定」ページから「LINE Out」をタップし、「ホーム画面に追加」をタップすれば簡単にショートカットを作成できます。
気になる通話料金ですが、なんとLINE Outは携帯電話にも固定電話にも無料で電話がかけられます。ただし無料でかけるには携帯電話には1回につき1分、固定電話には1回につき3分までという制限があります。
携帯電話 | 無料通話 1回1分まで |
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固定電話 | 無料通話 1回3分まで |
無料通話を利用した場合、時間が過ぎると強制的に電話が切られてしまいます。自動的に有料に切り替わるなどの対応はとられないため、時間がかかりそうな場合は注意が必要です。
有料だといってもLINE Outの通話料金は驚くほど安いんです。
携帯電話 | 1分 14円 |
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固定電話 | 1分 3円 |
LINEモバイルの通話料は通常1分 40円(30秒 20円)かかるので、LINE Outと比較して65%OFFで電話がかけられます。無料通話も使えるので基本料だけじゃなく通話料金の節約もできそうですね。
なお、LINE Outの有料通話を利用するには事前にコールクレジットを購入する必要があります。コールクレジットはLINE STOREで120円から購入できます。
次に紹介したいのが、私も利用しているSMARTalkです。これは楽天が提供しているIP電話サービスなので、ロゴにもRマークがついてるのがわかりますね。
他のIP電話アプリと違って、初期費用・月額基本料はかからずに無料で050から始まる電話番号がもらえます。LINEモバイルのデータSIMでも、SMARTalkに登録すれば電話番号が使えるので便利です。
気になる通話料ですが、国内通話ならどこへでも30秒 8円と通常のLINEモバイルの通話料より安いので、通話SIMを契約している人にもおすすめします。
LINE Outと比べるとSMARTalkのほうが少し高いですが、SMARTalkのメリットは050の電話番号がもらえることです。いろいろな申込書などに電話番号を書く必要があるときに使えますよ。
着信はSMARTalkで受けて、電話をかけるときはLINE Outを使うのがお得です(^^)
ほかにもIP電話アプリはいろいろありますが、私のおすすめは楽天が提供しているSMARTalkです。登録だけなら無料なので、ぜひ使ってみてください。
LINEモバイルのデータSIMは、最安の1GBプランが月額500円(税抜)で契約できます。データSIMといってもLINE OutやSMARTalkを使えば電話も普通に利用できるし、LINEの無料通話ならデータフリーで使い放題です。
今回は高い通話SIMを契約しなくても、安いデータSIMで通話も使える方法を紹介しました。この方法を知ったことで、なかにはデータSIMで十分だと気づく人がいると思います。
LINEモバイルなら、「月額500円でスマホを使ってる!」なんて友達に自慢できるかもしれませんね(^^)
ここで紹介した方法で、ぜひスマホのワンコイン運用を試してみてください♪