長文なんて読みたくない!文字数稼ぎのスパム行為はブラックSEO

2017/12/10

12月6日にGoogleが大規模なアップデートを行いました。

今回はWELQ問題の解決策として、医療や健康に関する情報を載せた素人記事が軒並み下がったらしいですが、みなさんは影響受けましたか?

私は今日まで様子を見て、なぜか稼ぎ頭だったハロウィンに関する記事の順位が下がり、ダイエット記事が上がりました(^_^;)

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SEOにおいて当然の流れ

私はSEO関連の職場で働いていたので、今回のアップデートにはとても関心があります。医療や健康分野というと私が記事を書いたり、監修したサイトもあるため尚さらです。

Twitter界隈ではいろいろ騒ぎになったらしいですが、社内の勉強会でも随分前から聞いていたので特に驚く事態ではありませんでした。

Googleの公式ブログで発表された内容も、同様のことを1年以上前に聞かされています。今回のアップデートでの大幅ダウンは当然の結果でしょう。

でもこういうことを言うと、後からなら何とでも言えると思われてしまいます。そこで将来起こりうる対策について、ここで私の見解を紹介します!

はじめは誰も疑わずブラックSEOを行う

その昔、被リンク数がSEOにおいてとても重要だとわかってから、サテライトサイトをつくって自作自演の被リンクを飛ばすSEO対策が主流になりました。

当時は企業も個人アフィリエイターも、ペラサイトをいくつもつくって自作自演で被リンク数を稼いでいたと思います。

ブラックSEOという言葉が今ほど問題になる前なので、誰もが正しいと思って一生懸命サテライトサイトをつくっていました。

そこでGoogleは自作自演の被リンクを取り締まるペンギンアップデートを実施し、ようやく自作自演はやっちゃいけないという認識が広まります。

今はと言うと、私が気になっているのは記事の長文化です。サジェストだの共起語だのと考えうる関連キーワードをこれでもかと詰め込んだ記事がSEO対策だと言う人がいます。

SEOマニュアルのなかには「1記事最低5000文字は必要!」などと書かれていたりするので、それを真に受けてとにかく長文になるよう文字数ばかり意識した記事を見かけます。

本人は正しいSEO対策だと思って長文を書いていますが、正直なところ読む気が失せてしまいます。。

長文は誰も読みたくない!

電化製品を買って、取扱説明書が辞書のように分厚かったら親切だと思いますか?分厚いほうがわかりやすいですか?

あなたが面接官として志望動機を尋ねたとき、10分も永遠と熱意を語り続ける人がいたら「要点を絞ってお願いします」と言いたくなりませんか?

検索ユーザーはみんながみんな暇人だとは限りません。むしろすぐに答えが欲しいせっかちな人のほうが多いと思います。

欲しい答えはたった1つなのに、そこにたどり着くまでわざわざ5000文字に肉付けされた文章を読まなきゃいけないとしたら、私は前置き部分で離脱します。

パソコンでページを開いたときに右端にスクロールバーがありますが、長文すぎてとても小さくなる場合があります。それを見ただけで私は戻るボタンを押します(^^)

みんな忙しいんです。誰も長文なんか読みたくないんです。いい加減間違っていると気づく頃じゃないですか?

SEO対策を優先させて、検索ユーザーの利便性を無視した記事はGoogleの理念に反します。そういうやり方はブラックSEOと呼ばれ、そのうち今回のようなアップデートで順位を大きく落とす対象になるでしょう。

Googleは常に間違っている!

長文にすることが間違っていると言われても、実際に長文にしたほうが検索上位取りやすいし!と思われる人もいるかもしれません。私があれこれ言おうとGoogle神が正しいんだから!と。

しかし、それは自作自演の被リンクが成功していた頃と同じようにまだ対策されていないだけで、いずれ順位を落とされるのも時間の問題です。

しかもGoogleは正しくありません。常に間違っていると考えたほうが正解だと思います。もし現状のGoogleが完全に正しかったら、この先アップデートは二度と実施されないはずです。

Googleがアルゴリズムのアップデートを続けているのは、常に間違いを認めて修正しているからです。12月6日の大規模アップデートも、今までの大きな過ちを正したに過ぎません。

適切な文字数はプラス・マイナスで考える

では、何が正解で何が間違っているのか?答えはGoogleが掲げる10の事実にも書いてある検索ユーザーにあります。Googleは常にユーザーの利便性を第一に考えているんです。

Googleの使命については私が先月執筆した「SEOを意識したサイトのあるべき姿」の記事にも解説があります。

検索ユーザーはすぐ答えが欲しいのに、長文でわざわざ遠回りさせるような記事をGoogleがいつまでも放おっておくはずがありません。

しかし長文が一概にいけないというわけではありません。物事には長文じゃなきゃ説明しきれない場合も当然あります。大事なのは記事タイトルのキーワードと本文内容の整合性です。

もし記事タイトルが「iPhoneで格安SIMのmineoに乗り換える方法」だとしたら、iPhoneでmineoに乗り換える方法だけ説明します。文字数が少ないからと言って、mineoのメリットや「そもそも格安SIMとは~」なんて説明は入れたらいけません。

このタイトルを見てクリックした人のニーズは「iPhoneでmineoに乗り換える方法を知りたい」だけなので、それ以外の内容を入れたらその部分はユーザーの意図していないスパム(マイナス要素)だと考えられます。

Aの説明が500文字だけで済むなら、500文字で終わらせなきゃいけません。逆にBの説明に2万文字必要なら、2万文字書かないと説明不十分になってしまいます。

つまり一概に長文にしなきゃいけないわけではなく、それぞれに最適な文字数が存在するということです。その文字数の決め方については、別記事で紹介したいと思います。

今まではプラス要素だけ考えて、関連キーワードをできるだけ詰め込んだほうがSEO効果が高いと考えられてきましたが、これからはマイナス要素も考えて余計な内容を入れたらスパム判定を受ける覚悟をしなければいけません。

ただブログにおいては個人の趣味なので、どれだけ長文でも構いません。本人がブログを楽しめるよう好き勝手に書くのがベストです(^^)

私はSEOに関する仕事をしているため、Googleの理念に沿った記事の書き方について説明させていただきました。この記事の内容が参考になったらシェアお願いします♪